マーケティング爺のひとりごと

外資系7社でチューインガムから抗癌剤までのマーケティングを生業としていた引退老人です。使えそうなデータや分析、気になった出来事、思い出、日々思うことなどをボケ防止のため綴っています。にほんブログ村 経営ブログ 広告・マーケティングへ
にほんブログ村

タグ:シャープ

洗濯機の具合がよくない。段々運転音も大きくなるし。新春初売りで購入した斜めドラム洗濯乾燥機も8年が経とうとしている。そろそろ買い替え時期が近づいているのかもしれない。毎日二度の洗濯で酷使しすぎているのかそれとも洗濯機運がないのか、いまの機種でで4台目のドラム式洗濯乾燥機です。この18年で4台だから平均約4年強の寿命ですね。
1511926_626879807378842_1693192034_o
最初のドラム洗濯機は東芝でした。当時の東芝洗濯乾燥機は乾燥がヒートポンプ式でなくヒーター式だったので電気代がかかるのと、乾燥排気を水冷で水蒸気から水に戻して排水していたので水道代も馬鹿になりませんでした。それによく壊れました。2年半ほど使いましたが長期保障に入っていなかったので購入費と同じくらいの修理費を払いました。
2台目からパナソニックのヒートポンプ乾燥のドラム式です。しかしこれも一年で駄目になり無償で新型に交換してもらいました。その3台目は6年半働いてくれたのですが脱水力が弱くなり、途中で止まったり、そのうち終了までの残り時間表示が増えたり(基盤がイカレたのでしょう)末期症状になりました。「買い換えようか」の声が聞こえたのか最後の一週間は頑張って昔のように動いてくれたのですが時既に遅し。現4台目の登場となりました。

ドラム式にする前も我が家の洗濯機は結構短命でした。子供が小さい時は縦型洗濯機に衣類乾燥機の二階建て設置。まだ布製のおむつが主流で洗濯機と乾燥機は廻りっぱなしでした。その後も何台か買い替えて、シャープのニ槽式にたどり着きました。ニ槽式と言っても通常の洗濯槽と脱水槽ではなく洗濯槽の横に乾燥機が付いたものです。多分シャープだけのアイデアでした。あの頃のシャープはユニークな製品を輩出していましたね。これも比較的短期で壊れてしまいましたが、つぎも同じものを買いました。乾燥能力があまり高くなく洗濯と同時に使うとさらに力が落ちたけれど急ぎで乾かしたいものだけを入れれば大きな問題はなかったです。短命の理由は家事が好きではない家人が洗濯だけは一生懸命にやり、日に最低二度、多い時は三度の洗濯と乾燥をするからです。ほとんど洗濯か乾燥のどちらかが動いていてまるで合宿所の洗濯機のごとくフル稼働でした。

さすがに老夫婦二人になると汚れものの量は減るのですが、相変わらず午前に一度午後に一度洗濯機が廻っています。最近は乾燥機は使わず浴室乾燥です。多分こちらの方がコスト的には安いし皴にもなりにくい。だから洗濯乾燥機は不要なのですが、20年近く使い続けているから次に購入するのもドラム式洗濯乾燥機がいいと家人は言うでしょう。
洗濯機も水流や乾燥方法に多少の手を加えたくらいでこの十年大きな改良は見られません(使用電力と水道量は確かに下がっていますが)。18年前最初に買ったドラム式は確か10万以下でした。新型がでる度にサイズが大きくなりいろんなというか老人には不要な機能が付加され、かつ値段も上がっているので白物家電が苦戦している理由がなんとなく分かる気もします。今調べたら最新式はセール価格でも30数万もする。これでは老人世帯は諦めるしかないかも。
2021-11-30 (2)




ランキング参加中です。クリックしていただけると励みになります。

家人が加湿空気清浄機が匂うのでクリーニングをしてくれというので掃除をする。ついでだから他の二台も一緒に始める。フィルターとトレイを湯でざっと洗い、重曹液に浸ける。トレイにはカルキが付いていて取り除くのに手間取る。一年365日24時間稼働しているから汚れて当たり前かもしれない。
253883200_4538491222884328_5679022864423559245_n
十年くらい前に花粉症がひどいと言うので最初にダイキンの加湿空気清浄器を家人の寝室に設置した。数年後にシャープとパナソニックを買い足して、自分の寝室とリビングに置いた。マンション住まいのせいなのかどうか分からないが冬場は結構空気が乾き、室内の湿度が50%を超えることはほぼ無い。仕方ないのでこれらに加えて12月くらいから4月までは二台の加湿器も稼働する。

メーカーの異なる三台を購入したのは性能や効果に差があるのかが分からないから試してみようと思ったからだ。ダイキンは光速ストリーマ、シャープはプラズマクラスター、パナソニックはナノイーを謳っているがなんだかよく分からない。ダイキンのカタログによるとプラズマ放電の一種であるストリーマ放電は細菌、カビ、アレル物質などを抑制する酸化分解力を持つ活性種を生成するとある。シャープのプラズマクラスターは自然界にあるのと同じイオンで、菌やウィルスに対し細胞膜表面のたんぱく質を切断して分解除去するだけでなく、匂いも分解除去するとある。パナソニックのナノイーは水に包まれた微粒子イオンで除菌、アレル物質抑制、カビ菌抑制、付着臭脱臭をするとある。読んだら余計に分からなくなった。50年近く前「天然イオン配合 イオナ わたしは美しい」というTVCMで爆発的に売れた化粧品があったが、あれと同じように不可解である。そんなに重要な機能なのにそれを切るスイッチが三機種についているのは何故だろうか。これもよく分からない。

空気清浄機が日本で発売されたのは1960年代だったが80年代には花粉症が社会問題化され大きく市場を伸ばした。90年代には中国でPM2.5が深刻なレベルに達し日本製の空気清浄機が飛ぶように売れた。現在でも世界の市場の65%は中国だと言われる。2020年時点の世界での販売金額は1兆1千億円で、今後空気汚染の増加や高性能機の伸長などで毎年10%で伸びると予測されている。メーカー別ではシャープ、フィリップス、パナソニック、ダイキン、ハネウェルが世界のトップ5で、わが国ではシャープ、パナソニック、ダイキンの三社で市場の75%を占めている。調査会社のMyVoiceによると世帯普及率は2021年6月現在43%で空気清浄機能付きエアコンを加えると60%を超える。

同調査による使用者の不満点は、本当にきれいになっているのか分からない、ナノイーが出ているのかどうか分からない、匂いにセンサーが反応して急に動作音が大きくなる、場所をとる、手入れが面倒などだ。確かに効果は分かりにくい。が、月に一度掃除をするとフィルターには結構なほこりが付着している。部屋の状況にもよるが我が家ではダイキン製が一番ほこりを集めている。匂いを嗅ぎつけて風量をマックスにするのは全機種同じ。タンクの水量はダイキンが3リットル、シャープが2.5、パナソニックが2.3だが、シャープが一番はやく水がなくなる。風量を大にすると毎日タンクに水を補充しなくてはならない。ダイキンが一番水が長持ちするが湿度も上がりにくい。それにしてもなんでみんなこんなにデカいんだろうか。




ランキング参加中です。クリックしていただけると励みになります。

↑このページのトップヘ