家人が加湿空気清浄機が匂うのでクリーニングをしてくれというので掃除をする。ついでだから他の二台も一緒に始める。フィルターとトレイを湯でざっと洗い、重曹液に浸ける。トレイにはカルキが付いていて取り除くのに手間取る。一年365日24時間稼働しているから汚れて当たり前かもしれない。
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十年くらい前に花粉症がひどいと言うので最初にダイキンの加湿空気清浄器を家人の寝室に設置した。数年後にシャープとパナソニックを買い足して、自分の寝室とリビングに置いた。マンション住まいのせいなのかどうか分からないが冬場は結構空気が乾き、室内の湿度が50%を超えることはほぼ無い。仕方ないのでこれらに加えて12月くらいから4月までは二台の加湿器も稼働する。

メーカーの異なる三台を購入したのは性能や効果に差があるのかが分からないから試してみようと思ったからだ。ダイキンは光速ストリーマ、シャープはプラズマクラスター、パナソニックはナノイーを謳っているがなんだかよく分からない。ダイキンのカタログによるとプラズマ放電の一種であるストリーマ放電は細菌、カビ、アレル物質などを抑制する酸化分解力を持つ活性種を生成するとある。シャープのプラズマクラスターは自然界にあるのと同じイオンで、菌やウィルスに対し細胞膜表面のたんぱく質を切断して分解除去するだけでなく、匂いも分解除去するとある。パナソニックのナノイーは水に包まれた微粒子イオンで除菌、アレル物質抑制、カビ菌抑制、付着臭脱臭をするとある。読んだら余計に分からなくなった。50年近く前「天然イオン配合 イオナ わたしは美しい」というTVCMで爆発的に売れた化粧品があったが、あれと同じように不可解である。そんなに重要な機能なのにそれを切るスイッチが三機種についているのは何故だろうか。これもよく分からない。

空気清浄機が日本で発売されたのは1960年代だったが80年代には花粉症が社会問題化され大きく市場を伸ばした。90年代には中国でPM2.5が深刻なレベルに達し日本製の空気清浄機が飛ぶように売れた。現在でも世界の市場の65%は中国だと言われる。2020年時点の世界での販売金額は1兆1千億円で、今後空気汚染の増加や高性能機の伸長などで毎年10%で伸びると予測されている。メーカー別ではシャープ、フィリップス、パナソニック、ダイキン、ハネウェルが世界のトップ5で、わが国ではシャープ、パナソニック、ダイキンの三社で市場の75%を占めている。調査会社のMyVoiceによると世帯普及率は2021年6月現在43%で空気清浄機能付きエアコンを加えると60%を超える。

同調査による使用者の不満点は、本当にきれいになっているのか分からない、ナノイーが出ているのかどうか分からない、匂いにセンサーが反応して急に動作音が大きくなる、場所をとる、手入れが面倒などだ。確かに効果は分かりにくい。が、月に一度掃除をするとフィルターには結構なほこりが付着している。部屋の状況にもよるが我が家ではダイキン製が一番ほこりを集めている。匂いを嗅ぎつけて風量をマックスにするのは全機種同じ。タンクの水量はダイキンが3リットル、シャープが2.5、パナソニックが2.3だが、シャープが一番はやく水がなくなる。風量を大にすると毎日タンクに水を補充しなくてはならない。ダイキンが一番水が長持ちするが湿度も上がりにくい。それにしてもなんでみんなこんなにデカいんだろうか。




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