マンションの郵便受けにチラシが入っていた。管理組合が配布したと思われる横浜市資源循環局発行の「ごみと資源物の分け方・出し方」だ。古紙として出してはいけない紙類やリサイクルできない紙類一覧と並んで、様々なごみの分類が書かれている。ゴミの分類は燃やすごみ、燃えないゴミ、小さな金属類、古布、プラスチック製容器包装、スプレー缶、缶・びん・ペットボトル、古紙(段ボール)、古紙(雑誌・その他の紙)、古紙(紙パック)、乾電池、医療機関へ、と全部で12種類もある。
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今まで燃えないゴミだと思っていたラップ、食品用保存袋、タッパー、プラスチック製のスプーンやストローが燃やすごみに区分されていて驚いた。ずっとリサイクルできるごみだと思って出していた。どおりで毎朝ゴミ置き場で管理事務所の人が燃えないゴミを確認しているわけだ。これではいけないとそれまで燃えるゴミ(家庭ごみ)とプラゴミの二種類用のゴミ箱を四分割のゴミ箱に変えた。これで燃やすごみ、プラスチック製包装容器、缶・びん・ペットボトル、その他用に分別できる。
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リデュース、リユース、リサイクルの3Rは守ろうと思うが12種もあると結構面倒で、毎回このチラシを読みながらのゴミ捨てになる。たしかこのマンションに引っ越してきた30年前は分別などなく、当時の横浜市長が「市の焼却炉は強力でなんでも燃やすことができる」と豪語していたと記憶している。それでマンションのダスターシュートになんでも放り込んでいた。本当は家庭ごみにプラスティックゴミが多少混じっていた方が燃焼温度が上がり燃費の節約になると聞いたことがある。いまではゴミ置き場は、家庭ごみ、プラゴミ、発泡スチロール、スプレー缶、乾電池、燃えないゴミ、金属類、可燃ごみ、電球などの置場があり、粗大ごみやリサイクルごみ(段ボールや新聞などの資源ごみ)置場も別に設置されている。今朝もゴミ置き場で管理事務所のおじさんの「ちゃんと分別してるかい?」的な視線を感じながら我が家のゴミ捨て担当はゴミを捨てました。

横浜だけが厳格なんだろうか。神戸に住んでいる時はなんでも捨てられて、横浜に引っ越すときには不要になったベッドのマットレスを夫婦二人で担いでゴミ置き場に運んでエイヤッと投げ捨てたが、さっき調べたら今は神戸でもマットレスは粗大ごみ扱いで処理手数料として3千円かかることになっていた。時代だな。今月はリフォームしたので何点もの家具や電化製品、運動器具を粗大ごみで出した老人は、これからはリデュース(モノを減らす)生活を心がけて暮らそうと思った次第です。



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