マーケティング爺のひとりごと

外資系7社でチューインガムから抗癌剤までのマーケティングを生業としていた引退老人です。使えそうなデータや分析、気になった出来事、思い出、日々思うことなどをボケ防止のため綴っています。にほんブログ村 経営ブログ 広告・マーケティングへ
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2023年01月

業者決定と契約からほぼ2か月たってやっと工事が始まった。台所から始まり風呂場、トイレ、洗面所と一週間の工期だ。初日9時に職人さん4人がやってきた。キッチンの解体から始まり水道とガスの配管移設、キッチンパネル設置と進む。当然あると思っていたコンセントがなかったので直前にコンセントを付けてもらうように依頼する。大きなキッチンパネルの裁断を玄関前でやっていたら、多分クレームだ出たのだろう、管理事務所から共用部での作業は駄目と言われリビングで作業が始まる。騒音がすごい。夕方から組み立てが始まる。マンションタイプはサイズも種類が多くはないので前のを撤去して新しいのをドンと押し込めば済むのかと思っていたらそんなに簡単なことではないらしい。パーツも多い。エレベーター前にはキッチン台だけでこんなに積んであった。
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わが家のキッチン台は262センチと中途半端なサイズなので、既製品をサイズに合うように調整しているらしく裁断の音が続く。時折職人さんが図面だと可動式吊り棚はこの位置だがあと5センチ上げた方が使いやすい、とかの提案がある。結局いくら良い設備を選んでも、オーダーメイドではないのだから、それをうまく設置する職人のアイデアと腕が最終的には重要なのだろう。でも施工の質は見積もりの段階では分からない。値段だけでなくリフォーム会社の過去実績の確認や担当とのコミュニケーションが大事だと思う。

二日目のキッチンの仕上げと三日目のユニットバスの撤去と設置は一人の職人さんだったのでちょっと驚き。少なくとも二人は来ると思っていた。一人で駐車場からバスタブを運んだり解体をしたりは大変な作業だと思う。こういうところもコストセービングか職人不足が原因なのだろう、と思っていたら午後やっと手伝いの職人さん到着。見習いなのだろうか撤去したものの運搬を担当していた。マンションに出入りするたびに玄関モニターの前でお辞儀をするのが初々しい。頑張れ、新人。

共用部での作業だけでなく物を置くことも駄目と言われたので、狭い家中に荷物が置かれて窮屈なことこの上ない。四日目の午後にバスタブの設置完了。システムキッチンもそうだけどユニットバスも機能的には30年前とそんなに大きく変わってはいない。ただ使い勝手は格段によくなっている。汚れが付きにくい、掃除が楽、風呂蓋ハンガー、抗菌仕様、ほっカラリ床、節水機能とか。だから国から支援金がでるのでしょうね。夜さっそく入ってみたら体になじんで気持ちがよい。同じ水量だが水深が深くなり肩までゆったり浸かることができる。湯船の高さも低くなっていて老人でも跨ぐのが楽だ。
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最終日に洗面台とトイレを取り換えて今回のリフォーム終了。トイレまでスマートフォンで操作できるそうで、老人は付いていけないしその必要も感じない。この日も若い職人さん一人で両方の解体と運搬、配管移設、床貼り、新たな設備の設置と忙しい。昼食も30分で終え、3時の休みも取らず暗くなるまで働いていた。政府は物価上昇以上の賃上げをと言っているが、中小企業の7割が賃上げを考えていないとの報道があった。一生懸命丁寧な仕事をする若い職人さんがちゃんとした待遇を受けているといいなと思いながら遠くから作業を見ていた。ご苦労様でした。

気を付けたはずでもいくつかのミスは発生した。キッチン台にコンセントが付いていないことやボードが指定の色と微妙に違っていたこと(作業済みなので値引きで解決)、近くにあるのにショールームで実物を見ないで発注したので食器や調理器の収納が十分でないことなどだ(ものを整理する理由にはなるけど)。リフォームの3大トラブルは、(追加工事が生じての)予算オーバー、(細部の仕様依頼などの)言った言わないのコミュニケーションミス、工期の遅れだそうだが、我が家の場合は小さなミスなのでまあ良かったのかもしれない。
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リフォーム会社の営業担当も同時に数か所の現場を掛け持ちしていて、依頼主の希望が職人さんに伝わっていないことも想定できるので、任せっきりにしないで細かくチェックをした方が賢明だ。リフォームは一生に何度もすることではないしね。我が家の担当も初日に二回来ただけだった。リフォームが終わっても棚の中身の入れ替えや、マニュアルを読んだり、掃除や、不要になった食洗器やゴミ箱など粗大ごみの処分などやることがたくさん残っている。多分最初で最後のリフォームだと思うがしっかり疲れた。 さ、もうひと風呂浴びよう。で、キッチンはクリナップ、ユニットバスはTOTO、トイレと洗面化粧台がINAXというラインナップでした。



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去年から電気代とガス代の値上がりがものすごい。年金生活者の我が家も昨年は電気代が約4割、ガス代が約3割の増加になりました。産油国の減産で逼迫した石油をはじめ、石炭やLNGなども世界的な供給不足で値上がりしているところにウクライナで戦争が起きて物流費が上がり、おまけに昨年は急激な円安が起きて輸入価格が上がりました。それに加えて電力では原子力発電所の停止が電力供給量を下げ(この10年で全発電量の25%から4に減少)、老朽化した火力発電所の停止もあり、政府や電力会社は節電を要請するようになりました。電力会社は毎月再エネ賦課金と燃料費調整額を、ガス会社は原料費調整額を毎月のように上げざるを得なくなり、おかげで料金は前例がないくらいの値上がりです。東電のモデル料金はこんな感じです。
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再エネ賦課金は10年前の0.22円/kWhから3.36円へ15倍になり、燃料費調整額は上限がありますが大手の電力会社は既に上限に達してしまい上限を撤廃する会社も出ています。東電の燃料費調整額は1月には前月比+2.2円の12.99円/kWhと過去最高値を記録しました。この半年は毎月1~2円上がっています。上限を超えた分は会社が負担しているためほとんどの電力会社は赤字になり、そのため東電を含む6社は値上げ申請をしています(北海道電力は検討中、関電、中電、九電は申請せず)。3割強の値上げだと平均的家庭で月3~4000円の負担増でしょうか。260kwを超えると上昇率はもっと大きくなるようです。政府もこれに対応するため2月から10月の検針分に1kwあたり7円の補助金を出します。これにより2割程度の下落が可能となります(上のグラフだと激減に見えますが約2000円の下落です)。

しかし電力会社の値上げ申請率は平均で3割強なので、申請が承認されれば実質1割くらいの値上げとなりますが、数か月後に補助金が終われば3割強の値上げとなります。その段階で燃料費が上がっていればそれ以上の負担を覚悟しなければなりません。我が家は東京ガスの電気に切り替えたのですが、5%分はアマゾンのギフトカードをもらえるのですが、東京ガスは燃料費調整額に上限がないので値上がり幅がもうすこし大きいのが残念です。

昨年の平均世帯のガス料金は前年比約40%の上昇でした。ガス料金は電気より少し計算が簡単で基本料金+(基準単位料金+原料費調整額)X ガス使用量です。基本料金は使用量が増えれば上がりますが基準単位料金は使うほど単位価格は下がります。ここが使えば使うほど単位価格が上がる電気との違いです。昨今の値上がりは原料費調整額が上がっているせいです。2021年末には1.51円だったものが昨年末には59.34円に、そしてこの1月には68.87円へと激増です。30立方使う世帯なら2000円の増額です。ガスの調整額にも上限があるのですが、電気より緩く管理されているのでさらに上昇する可能性が高いと思われます。ガスにも来月から補助金が出るので(1立方あたり30円)30立方使用世帯なら900円の負担減です。ちょっと調整額の増加分には追いつきませんね。
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わが家は少し古めのマンションに見られるヒーツと言うセントラル暖冷房給湯システム(給湯、暖房と浴室での衣類乾燥に使っています)なのですが、これの値上がりもちょっとしたものです。一単位(MJ)当たりの価格は2001年までは3.81円だったのですが、昨年から上がり始め昨年末には6.83円まで上がり、この1月には7.32円になりました。2001年と比べると92%のアップです。おかげで1月のヒーツ代は3万を超えてしまいました。これにコンロのガス代が加わるのですから大変です。そのうえヒーツには緩和補助金も出そうもないので負担が増えます。

ネットではオール電化にしたらひと月の電気代が10万を超えた北海道の家庭や、電気代が払えなくなった芸人さんの話とか、どうやって電気やガスを節約しながらこの寒い冬を乗り切ろうかという工夫話でいっぱいです。これは日本だけのことではなく、英国では暖房費が倍になり「Heating or Eating」とまで言われているそうです。しかし、冬場の室温が5度温かい家に暮らす人の方が脳年齢が10歳若かったという慶応大学の研究がありますし、20度よりも25度の+5度の違いがタイピングミスを44%減らしタイプ文字数を5割増やしたというアメリカの研究結果もあるので、多少の出費増は覚悟でちょっぴりは温かい冬を過ごそうと思います。



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去年後期高齢者入りしました。団塊の世代(1947‐1949年生まれ)の最初の年代です。私の生まれた年に日本の男子の平均寿命が50.06歳と初めて50歳を超えました。4年後の1951年には60歳を超え、その20年後の1971年には70歳を、2013年に80歳を超えています。この2年はコロナの影響で横ばいですが男の28%、女の53%が90歳まで生きると言われています。2040年には男の平均寿命はは83.27歳、女は89.63歳と予測されていますから、あながち「人生100年時代」は誇張だとも言えないようです、特に女性に関しては。
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第二次大戦後に日本人の寿命は飛躍的に伸びました。医学が進み新薬が誕生し医療制度が整えられたことにより乳幼児の死亡率が下がったことや不治の病と言われた疾病に対抗策ができたこと、飲料水や食料を含む衛生面を中心に生活環境が整備されたことがその理由として挙げられるでしょうが、数百年のスパンで見れば殺し合いや戦争が激減したことが最大の要因ではないでしょうか。
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私が社会に出たころ男性の寿命は70歳で定年は55歳でした。それ以降寿命も定年も10年長くなりました。年金の支給開始も60歳から65歳に延び、さらなる支給開始年齢引き上げが検討されています。定年後から亡くなるまでの15年間の年金生活が目途なんでしょうか。「隠居」と言う言葉を聞くことが少なくなり、60代後半で50%、70代前半でも三分の一が働いています。一生働くために生まれてきたような感じです。数十年前と比べると体力も見かけも若くなっているのでしょうね。それを感じさせる絵があります。1970年に手塚治虫が描いたものです。
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30歳で中年期、35歳で腹が出て、45歳で白髪となり、50歳で腰が曲がり始め、60歳前でヨボヨボです。多少の誇張はあるかもしれませんが医者でもあった手塚治虫が描いたものです。当時の新聞記事にも「60歳の老婆」とよくありましたし、老人に見える「サザエさん」のお父さんである波平さんが54歳(当時の定年の一年前)の設定であることを考えると50年前はこんな感じだったのでしょう。中年期以降は今と20年くらいのタイムラグです。医療と食糧事情が激変したことを痛感させられます。

それだけに長く生きるだけではなく健康に生きることが重要になってきました。現在の健康寿命と平均寿命の差は約10年ですがこれをなんとか短くしたい。食生活と適度な運動とストレスを溜めないことがことが経年劣化しないためには肝要でしょうね。50年前とは老人のメンタリティも変化しているし、歳をとることと老いることは別物だと自分に言い聞かせて残りわずかとなった年月を歩むことにしましょうか。



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家計調査によると昨年11月の2人以上世帯の実質消費支出が半年ぶりにマイナスに転じました。これだけ物価が上がると買い控えをしなくてはならなくなったと思われます。教養娯楽費が旅行支援効果で+7.4%と伸びたものの、食料が‐2.9%、家具/家事用品が-5.2%と足を引っ張りました。
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食料への支出は前月から対前年で減少を示していますがマイナス幅が0.4から2.9へと大きく拡がりました。10月に6700品目もの食品の値上げがあり、9月に買いだめしたために10月は対前年比でマイナスだったのですが、11月は買いだめが効かないものを中心に消費者が購入頻度や購入量を削減したのでしょう。私は毎日スーパーに行きますが心なしか主婦が値札を読む真剣度と時間が増えたように思います。

それもそのはずで11月の消費者物価は約4%上昇したのに対し、実質賃金は4%下がっているからです。給料は来年の春まで上がらないでしょうし、物価は当分下がることはないことを主婦は知っているのです。全国分より早く発表される東京都の12月データでは、生鮮品を除く食料品が+7.5%、エネルギー関連費が+26%と11月を上回る伸びです。生鮮品を除く総合指数も対前年比+4.0%と11月の+3.6%から0.4ポイント上昇しています。
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CPIが+4%を超えるのは1982年以来40年ぶりなのですが、当時はプラザ合意前でドル円は240円でも日本経済がまだ勢いを持っていたころです。昇給率が二桁だったので物価上昇はそんなに気にならなかったのですが、今は状況が全く異なります。政府は物価上昇以上の賃上げをと言っていますが中小企業ではほぼ不可能ではないでしょうか。2月以降には電気・ガス料金の補助金効果があるので多少緩和はされるでしょうが当分物価上昇は覚悟した方がよいと思います。年金生活者もつつましく暮らすことを強いられる一年となりそうです。



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今日は成人の日。以前は1月15日だったが2000年からハッピーマンデー制度導入によって1月の第2月曜日に変更された。このハッピーマンデー制度で祝祭日数で世界一(諸説あり)の我が国は休日数でもトップレベルにになったことと、その10年位前から実施された「ゆとり教育」が日本を駄目にした原因の一つだと思うのだがここでは触れない。昨年から18歳を成人と定義しているのに「成人式」に参加できるのは20歳という自治体がほとんどで、「成人式」ではなく「二十歳を祝う会」とか「二十歳のつどい」と苦し紛れに呼んでいる。私の住む横浜市では「二十歳の市民を祝うつどい」となっている。
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はるか昔二十歳になった私は区の成人式に出た。二浪中で出たくもなかったが人生一回のものだからと出席した。中学高校と区外校だったので知っている顔はなかった。周りがスーツや振袖のなか長髪でジーパンとジャンパーだったので浮いていた。居心地は悪かったが予想範囲内だった。今年新成人になる500人へのマクロミルの調査では「参加する」と答えたのは三分の二しかいない。仕事や学業で故郷に帰れない人や、荒れる成人式の様子を毎年のようにテレビで見て行きたくないと思う人もいるだろう。昔のデータがないので比較できないが18%が「参加しない」というのは高いような気がする。

この調査データを見ていて興味深く思った点がいくつかあった。新成人が関心を持っているのは、現政権の重点課題である少子化対策、経済金融政策、働き方改革・女性活躍推進の順で高齢者である私と変わりがなく、景気・雇用対策や外交・安全保障対策、憲法改正が前年より大幅に伸びているなど足元の課題をきちんと押さえているのに感心した。しかし政治への期待度は18.4%で前年より5.6%減少した。前年から下がってはいるが前政権時とほぼ同じレベルではある。
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彼らがどこから情報を得ているかを見てみると、テレビが70.2%と圧倒的1位で「信頼している」も55%で2位のニュースサイト・アプリの倍である。若者のテレビ離れが報じられるようになって久しいが、視聴時間は短くなってもテレビは相変わらず主たる情報源なのだ。3位以下は動画共有サービス、SNSと続くが総じて信頼度は低い。かつて4大メディアと呼ばれた新聞、雑誌、ラジオは若者に対しての浸透度と信頼度は極めて限定的だと言わざるを得ない。
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最後に利用しているSNSを。情報源としてはトップ3に入っていないが、浸透度はすごい。LINE、インスタグラム、Twitterがベスト3でLINEの利用率は96%と高率で、インスタが85%でTwitterを抜いて2位に上がった。話題のTikTokが急上昇を見せる一方で10年前にはLINE、Twitterと並んでいたフェイスブックは見る影もない。すっかり老人のメディアになってしまったようだ。
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調査の一部しか紹介できなかったが「今どきの新成人は」と言う前に彼らが何を考えているのかが少しはわかったような気がする(気がするだけだけど)。意外としっかりしてるじゃないか。日本の将来は思ったほど暗くはないかもしれない。任せたよ! で、老兵は消え去るのみかも。Old soldiers never die. They just fade away.



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年が変わったので恒例となっている(ただ暇なだけと言うこともできる)年間の家計簿サマリーです。我が家の昨年総支出は前年比で+11.5%の二桁増でした。あらゆるものの値段が上がっているので予想していたとはいえこうして目の当たりにするとドキッとします。昨年は車検がなかったので実質的には+15%の支出増です。

支出増の原因はまず光熱費です。電気が+43.5%、ガスが+27.1%、水道が14.8%と合計で30%増です。電気はちょっと使いすぎですが、ガスと水道の使用量は前年とほぼ同量です。ガソリン代も前年と同じ回数入れて+30.4%増でした。原料費と輸送費の値上がりで電気ガスともにユニット単価が25%くらい上がっているのが主な原因です。水道は横浜市が一昨年夏に12%値上げしたのが主たる理由です。光熱費だけで年間12万円の上昇です。

食費(飲料含み)を見ると対前年比で+4.7%とあれだけ食品値上げがあったのに善戦です。平均的な家庭では7万近くの負担増とのことですが、我が家はその半分で済みました。老人2人世帯だから当然と言えばそうなのですが…。規制が緩んだせいか外食・飲食が+57%と伸び、+42%の乳製品、+41%の冷凍食品、+20%の麺類、+16%の総菜類などが増えた項目です。逆に減ったものは米飯類(‐36%)、肉類(‐21%)、菓子類(‐16%)などでした。外食とお取り寄せと冷凍食品が増えた分、米や肉の消費が減ったのですね。
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その他の項目では雑費が+89%、ゴルフ関連が+64%と突出したのですが、これは法事があったのでその移動費や宿泊費などが、ゴルフは道具を買い足したので仕方ないですね。その他の項目では、前々年度の確定申告でちょっとミスをしてしまい、昨年は市民税が10万、健康保険と介護保険を合わせると20万近く前々年より増えています。
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きっと今年も厳しい一年になりそうです。昨年は食品だけで2万品以上の値上げがあったのですが、今年の1-4月だけで7100製品の値上げが予定されています。前年比53%増です。それに加えて昨年の平均値上げ率が14%であったのに対し、今年は18%が見込まれています。単純に計算をすると今年は前年と同じ食品を同量買っても値上がり額は+68%と記録的な数字になると思われます。
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昨年11月の消費者物価は対前年同月比で+3.7%、生鮮品を含めると+3.8%でした。40年11か月ぶりの上昇率だそうです。12月は4%以上の伸びが予想されています。円はひと頃より強くなってはいるものの食材費、輸送費や輸入に係るコストは急には下がらないと考えられます。食品だけでなく、赤字が続いている電力会社は平均3割強の値上げ申請をしたので(5社提出済み、3社追随予定)認可されれば月3000円強の出費増となります。ガス代や補助金が段階的に削減されているガソリン代も高止まりでしょうから、ちょっと憂鬱な年の始まりとなりました。



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