先週住んでいるマンションの管理組合総会があり、その後の理事会で理事長になってしまった。嫌な予感はしていたのだが追いこまれるようにしてなってしまった。
理事は12人いて1年ごとに6人が入れ替わる。私も昨年から理事を輪番で引き受けて2年目になる。理事長は通例として2年目の6人の中から選出される。理事長はどの組合でも理事の互選で選ばれるが、なりたくない人は理事長を決める前に監事とか広報とか大規模修繕委員とか防災委員に立候補してうまく抜ける。気が付けば2年目で残っているのは2~3人だけで、彼らもなんのかんのと理由を付けて敬遠するので仕方なく引き受けてしまった。
私が住むマンションも建築後30年となり住民も高齢化している。理事のなり手はなく輪番で指名されるのだが、高齢、体調、親の介護、子供や孫の送迎などを理由に断る人が多い。月に1回の理事会も3時間くらいかかるのが普通だし、何かの担当になれば理事会以外にも月に1~2回は会合に出席しなければならない。理事の負担は軽くはない。
マンションも古くなってくると大規模修繕、エレベーターの更新、給排水管の取り換えなど金のかかるプロジェクトがまとめて出てくる。物理的、機能的劣化だけでなく社会的劣化にも対応しなくてはならない。400戸を超す集合住宅の意見をまとめるのは簡単ではなさそうだ。おまけに我がマンションは私のように部屋を買ったサラリーマンだけでなく相当数の旧地主である地権者、多くの賃貸用の部屋を持つURと立場の異なる所有者がいて、かつ部屋自体も住居だけでなく商店、医院、美容院、事務所、保育所、レストランに用いられていて所有者の管理や資産に対しての考え方も様々だ。かつURの賃貸住居を除いても賃貸に出している住戸保有者は4割を超える。賃貸居住者は一般的に管理に対して関心は薄い。
そのうえどこの管理組合にもいるように理事長経験者の御意見番的老人が必ずいる。総会には必ず出席し、最前列に座って質問をする。80代が多く経験には富むのだが将来のビジョンとかには関心がないらしく子細な点への質問が多く、最終的には私がやっていた時代には…と過去の成功体験で話が終わる。こういう人たちともうまくやらなくてはいけない。などと考えると頭が痛くなってきた。
来週には新理事長としての抱負や新年度に取り組む事業や課題を発表しなくてはならない。望んでなったわけではないのでたいした抱負はないのだがある程度の格好は付けなければならない。取り組むプロジェクトとそのプライオリティづけ、理事会の運営方法、なり手のない理事に立候補してもらうための方策、管理費や修繕積立金の値上げに対する考えなどをまとめておこう。幸いに外資でプロジェクトをまとめたりプライオリティとつけたりすることは十分学んだし、引っ越しを15回して10のマンションで暮らした経験もあるのでそれだけを頼りに考えをまとめることにしよう。
理事は12人いて1年ごとに6人が入れ替わる。私も昨年から理事を輪番で引き受けて2年目になる。理事長は通例として2年目の6人の中から選出される。理事長はどの組合でも理事の互選で選ばれるが、なりたくない人は理事長を決める前に監事とか広報とか大規模修繕委員とか防災委員に立候補してうまく抜ける。気が付けば2年目で残っているのは2~3人だけで、彼らもなんのかんのと理由を付けて敬遠するので仕方なく引き受けてしまった。
私が住むマンションも建築後30年となり住民も高齢化している。理事のなり手はなく輪番で指名されるのだが、高齢、体調、親の介護、子供や孫の送迎などを理由に断る人が多い。月に1回の理事会も3時間くらいかかるのが普通だし、何かの担当になれば理事会以外にも月に1~2回は会合に出席しなければならない。理事の負担は軽くはない。
マンションも古くなってくると大規模修繕、エレベーターの更新、給排水管の取り換えなど金のかかるプロジェクトがまとめて出てくる。物理的、機能的劣化だけでなく社会的劣化にも対応しなくてはならない。400戸を超す集合住宅の意見をまとめるのは簡単ではなさそうだ。おまけに我がマンションは私のように部屋を買ったサラリーマンだけでなく相当数の旧地主である地権者、多くの賃貸用の部屋を持つURと立場の異なる所有者がいて、かつ部屋自体も住居だけでなく商店、医院、美容院、事務所、保育所、レストランに用いられていて所有者の管理や資産に対しての考え方も様々だ。かつURの賃貸住居を除いても賃貸に出している住戸保有者は4割を超える。賃貸居住者は一般的に管理に対して関心は薄い。
そのうえどこの管理組合にもいるように理事長経験者の御意見番的老人が必ずいる。総会には必ず出席し、最前列に座って質問をする。80代が多く経験には富むのだが将来のビジョンとかには関心がないらしく子細な点への質問が多く、最終的には私がやっていた時代には…と過去の成功体験で話が終わる。こういう人たちともうまくやらなくてはいけない。などと考えると頭が痛くなってきた。
来週には新理事長としての抱負や新年度に取り組む事業や課題を発表しなくてはならない。望んでなったわけではないのでたいした抱負はないのだがある程度の格好は付けなければならない。取り組むプロジェクトとそのプライオリティづけ、理事会の運営方法、なり手のない理事に立候補してもらうための方策、管理費や修繕積立金の値上げに対する考えなどをまとめておこう。幸いに外資でプロジェクトをまとめたりプライオリティとつけたりすることは十分学んだし、引っ越しを15回して10のマンションで暮らした経験もあるのでそれだけを頼りに考えをまとめることにしよう。


