正確にいうと、米が買えないわけではない。望んでいるコメが望んでいる価格で買えないだけだ。買えない理由は下記の3点。
①今まで米は安すぎたと思う。しかし年金生活者は銘柄米に1キロ800円以上は払いたくない。
②この春に車を廃車にしたのでスーパーで安い5キロ米を買って車で家まで運べなくなった。
③頼みの綱の生協の宅配も値段が上がり、かつ数量限定で抽選制になった。

二カ月前に「コメの価格は下がらない?」でも書いたが、ずっと食べていた「こしひかり」や「つや姫」は5キロで2300円位だった。それが昨年秋には4000円台になり、今では4500円近い。2300円は安すぎだとは思うが、2倍は高すぎる。これ以上値上がると更なるコメ離れが起きるし、価格決定権を流通側に与え続けてはいけない。それを防ぐためにもキロ800円以上払ってはいけない。

近所で米が一番安いのはオーケーストアだが(それでも最近はキロ800円を超えるものが多い)、車を諦めたのでこの夏の酷暑の中を5キロの荷物を徒歩で15分運ぶのは後期高齢者には地獄だ。2キロなら他の荷物と一緒になんとか運べるが2キロの銘柄米だと選択肢がすこぶる限られる。
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それで生協の宅配となるのだが、最近は値段が近所のスーパーより高いことも多く、かつ数量限定で抽選に当たらないと買えない。まるで戦時中の米配給制のようだ。何万人の会員がいるのか知らないが限定数800ではまず当たらない。応募が少ないと思われる2キロを申し込むのだがこちらは供給数がさらに少ない。5キロは続けて落選したので最近は2キロ狙いだ。先週やっと当たった。コメを買うのにこんなに苦労するとは。下のヒノヒカリはオーケーで2キロ1599円、金芽米は生協で2.5キロで1990円で共にキロ800円未満。
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ニュースでは新米が流通されれば価格は下がると言っていたが、売られ始めた新米は予想より高い。JAが農家に前払いする概算金が前年より約3割高いからこれは当然で5キロで4500円前後、前年より1500円位高い価格で店頭に並ぶという。早場米でも高いものは5キロ5500円の値がついているものもあり、この夏の米どころの猛暑と渇水を考慮すると大きく下がることは期待できそうにない。
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消費者の弱みを見透かすようにネットではブランド米10キロ3990円(配送費込み)などの詐欺広告が頻繁に表れる。農家が消費者に直接売るサイトもあるが妥当な価格の米はすべて売り切れの表示が。おいしい米を妥当な価格で求める高齢者の米探しの旅は今日も続く。