先日かつての直属上司の娘さんから上司が半年前に亡くなったと連絡が入った。驚きと悲しみに襲われたが、なぜ半年たってから知らせが届いたのかちょっと不思議だった。2年前に一緒にゴルフをしたのが最後だったが、その時は通常と変わらぬ様子に見えた。お世話になったので少なくとも告別式には参加したかった。
その後のメールでの連絡で半年もかかった理由が明らかになった。上司はゴルフ会の後に癌で入院したのだが自分のPCのパスワードを忘れてしまい、家族にも知らせることができないまま亡くなってしまった。メールアドレスも、住所情報(年賀状ソフト)もすべてパソコンに入っているので、本人のPCに入れないと連絡をとる術がない。入院中に連絡があった人には闘病中であることは知らせたが「口外無用に」と告げられたので亡くなったことも分からなかったらしい。たまたま娘さんの上司が私のかつての仕事仲間だったことが判明したため私に連絡が入り、ゴルフ仲間や同僚に知らせてほしい旨の依頼があった。
私も10年くらい前から終活に取り組んでいる。レコードやDVDは、書籍はオークションに出し、残しておきたい写真はデジタル化し、その他の写真や手紙は処分し、銀行口座やカードは最低限まで減らした。遺言ではないがエンディングノートも書き、私の死後に家内がしなければいけない手続きやパソコンのパスワードは書き留めてある。私の上司は私より完璧主義者だったのでそのくらいのことはしてあったと思う。しかし記憶力が衰えたり軽度でも認知症になったりすればパスワードを憶えるのは至難の業だ。かつ最近は情報漏洩を避けるためパスワードを使いまわすな、頻繁に変更しろとメッセージが届く。時々変更はするがそれを憶えておくのは老人には結構大変だ。一応メモは取ってあるが変えるたびにエンディングノートを書き換えるのはもっと面倒だ。
最近は高齢者でもほとんどがスマホを持ち、半数がPCを使っている。かつて紙で記録していたデータはPCやスマホの中にある。家族の誰かが亡くなると残された者は銀行口座の凍結対応やクレジットカードの処分や引き落とし口座の変更など時間のかかる面倒な作業が多い。でもそれらは銀行やクレジット会社のサポートが期待できる。しかし故人のパソコンやスマホに残されたデータや情報を取り出すのは誰も助けてくれない。本来パスワードは本人しか知らないものだ。本人がしっかり管理し、万一の時のために家族が分るようにしておかないと連絡しようにも何もできなくなる。ネット証券を利用している人は特に注意が必要だ。家族は利用していることを知らないかもしれないし、口座番号やパスワードが分からないと遺産相続にも影響する。

まず高齢者がすべきことは家族が知っておいたほうが良いデータの一覧表を作る。それらが紙の上に残されているのか、PCまたはスマホに入っているのかを明示する。紙であれば保管場所、デジタルデータであればどのPCまたはスマホに入っているのか、その機器ごとののパスワード、PINコード、ロック解除パターンとなんという名前のファイルに保管されているかをプリントアウトして残すこと。銀行なら担当者の名前と使っているハンコも書いておくとよい。私もエンディングノートはワードで作っているので毎回パスワードを変えるたびにプリントアウトして自分の机の引き出しに入れる。ここなら見つけやすいだろうと思う。最後にちょっとした感謝の言葉が添えてあればなお良いね。
その後のメールでの連絡で半年もかかった理由が明らかになった。上司はゴルフ会の後に癌で入院したのだが自分のPCのパスワードを忘れてしまい、家族にも知らせることができないまま亡くなってしまった。メールアドレスも、住所情報(年賀状ソフト)もすべてパソコンに入っているので、本人のPCに入れないと連絡をとる術がない。入院中に連絡があった人には闘病中であることは知らせたが「口外無用に」と告げられたので亡くなったことも分からなかったらしい。たまたま娘さんの上司が私のかつての仕事仲間だったことが判明したため私に連絡が入り、ゴルフ仲間や同僚に知らせてほしい旨の依頼があった。
私も10年くらい前から終活に取り組んでいる。レコードやDVDは、書籍はオークションに出し、残しておきたい写真はデジタル化し、その他の写真や手紙は処分し、銀行口座やカードは最低限まで減らした。遺言ではないがエンディングノートも書き、私の死後に家内がしなければいけない手続きやパソコンのパスワードは書き留めてある。私の上司は私より完璧主義者だったのでそのくらいのことはしてあったと思う。しかし記憶力が衰えたり軽度でも認知症になったりすればパスワードを憶えるのは至難の業だ。かつ最近は情報漏洩を避けるためパスワードを使いまわすな、頻繁に変更しろとメッセージが届く。時々変更はするがそれを憶えておくのは老人には結構大変だ。一応メモは取ってあるが変えるたびにエンディングノートを書き換えるのはもっと面倒だ。
最近は高齢者でもほとんどがスマホを持ち、半数がPCを使っている。かつて紙で記録していたデータはPCやスマホの中にある。家族の誰かが亡くなると残された者は銀行口座の凍結対応やクレジットカードの処分や引き落とし口座の変更など時間のかかる面倒な作業が多い。でもそれらは銀行やクレジット会社のサポートが期待できる。しかし故人のパソコンやスマホに残されたデータや情報を取り出すのは誰も助けてくれない。本来パスワードは本人しか知らないものだ。本人がしっかり管理し、万一の時のために家族が分るようにしておかないと連絡しようにも何もできなくなる。ネット証券を利用している人は特に注意が必要だ。家族は利用していることを知らないかもしれないし、口座番号やパスワードが分からないと遺産相続にも影響する。

まず高齢者がすべきことは家族が知っておいたほうが良いデータの一覧表を作る。それらが紙の上に残されているのか、PCまたはスマホに入っているのかを明示する。紙であれば保管場所、デジタルデータであればどのPCまたはスマホに入っているのか、その機器ごとののパスワード、PINコード、ロック解除パターンとなんという名前のファイルに保管されているかをプリントアウトして残すこと。銀行なら担当者の名前と使っているハンコも書いておくとよい。私もエンディングノートはワードで作っているので毎回パスワードを変えるたびにプリントアウトして自分の机の引き出しに入れる。ここなら見つけやすいだろうと思う。最後にちょっとした感謝の言葉が添えてあればなお良いね。
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