先月の17日から一週間崎陽軒のシウマイ弁当からマグロが消え、かわりに鮭の塩焼きが入った。具材の変更は59年ぶりだという。変更の理由は、「新型コロナの感染拡大による世界的なサプライチェーンの混乱などの影響で原材料のマグロの必要数量を確保することが難しくなったため」、と発表された。当日朝から売店には人が並び、20~30分で売り切れる店が続出した。その後も数個単位で入荷するたびに即売り切れのようだった。

テレビの報道などではマグロの入荷数量が減ったことで値段が上がり買い負けたのが理由だと説明があった。本当にそうだろうか、とへそ曲がりの老人は思った。その期間中も、それに先立つ数週間もスーパーや魚屋ではマグロが並んでいたし、近所の中央卸売市場にもマグロは並んでいた。毎日のように市場の様子をアップしている市場の理事のFBにも、品薄と円安でじわり値上げ、の表現はあったがマグロはいつものように鎮座していた。
買い負けた?本当にそうなら何故一週間だけなのか。円安もマグロの値段も一週間では元に戻らないだろう。状況は同じなのに、何か腑に落ちない。一週間後に値段の上がったマグロを手当てできるんだったらその前の週でも可能だろう。それが企業の責任じゃないのか。ましてハマのソウルフードとまで言われているシウマイ弁当ですよ。そこで思った。一時的にでも売り上げを増やすせこい便法ではないかと。たった一週間のためにパッケージを変えるだろうか(下記参照)。急にマグロの確保が難しくなったにしては手際が良すぎる。

推測するに、これはこの5月に就任した新社長のアイデアではなかろうか。なにか斬新なことをして社内外の注目を集めたい、と思ったとしても不思議ではない。崎陽軒四代目社長は40才の若さで、かつ先代の父親と比べるといかにも心もとない。5年前のNHKの「覆面リサーチ ボス潜入」という番組で、当時専務だった新社長が変装して社内の問題点を覆面調査し、改善点を洗い出すという一種のドキュメンタリーだったが、あまりのボンクラぶりに「これが次期社長?崎陽軒危うし!」と思ったのは私だけではないはずだ。
そんなことを考えていたら、シウマイ弁当が来月10月1日から40円値上げで900円になるとのニュースが入ってきた。ひょっとしたら、この値上げを正当化するためにマグロを出しにして原材料の高騰を訴え、一週間だけシャケに切り替え、10日後の値上げ発表の布石にしたのであればボンクラ社長もそれなりに考えているのではなかろうかとは思った。ま、まっとうな方法とは言い難いが。それにしても、シャケの立場がない!

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テレビの報道などではマグロの入荷数量が減ったことで値段が上がり買い負けたのが理由だと説明があった。本当にそうだろうか、とへそ曲がりの老人は思った。その期間中も、それに先立つ数週間もスーパーや魚屋ではマグロが並んでいたし、近所の中央卸売市場にもマグロは並んでいた。毎日のように市場の様子をアップしている市場の理事のFBにも、品薄と円安でじわり値上げ、の表現はあったがマグロはいつものように鎮座していた。
買い負けた?本当にそうなら何故一週間だけなのか。円安もマグロの値段も一週間では元に戻らないだろう。状況は同じなのに、何か腑に落ちない。一週間後に値段の上がったマグロを手当てできるんだったらその前の週でも可能だろう。それが企業の責任じゃないのか。ましてハマのソウルフードとまで言われているシウマイ弁当ですよ。そこで思った。一時的にでも売り上げを増やすせこい便法ではないかと。たった一週間のためにパッケージを変えるだろうか(下記参照)。急にマグロの確保が難しくなったにしては手際が良すぎる。

推測するに、これはこの5月に就任した新社長のアイデアではなかろうか。なにか斬新なことをして社内外の注目を集めたい、と思ったとしても不思議ではない。崎陽軒四代目社長は40才の若さで、かつ先代の父親と比べるといかにも心もとない。5年前のNHKの「覆面リサーチ ボス潜入」という番組で、当時専務だった新社長が変装して社内の問題点を覆面調査し、改善点を洗い出すという一種のドキュメンタリーだったが、あまりのボンクラぶりに「これが次期社長?崎陽軒危うし!」と思ったのは私だけではないはずだ。
そんなことを考えていたら、シウマイ弁当が来月10月1日から40円値上げで900円になるとのニュースが入ってきた。ひょっとしたら、この値上げを正当化するためにマグロを出しにして原材料の高騰を訴え、一週間だけシャケに切り替え、10日後の値上げ発表の布石にしたのであればボンクラ社長もそれなりに考えているのではなかろうかとは思った。ま、まっとうな方法とは言い難いが。それにしても、シャケの立場がない!
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